Flagiolet ~明治学院大学ギターアンサンブル~

Flagiolet公式ブログへようこそ。

 Flagiolet~明治学院大学OBOGギターアンサンブル~は、明治学院大学クラシックギター研究会のOB・OGが結成した楽団です。
 当ブログでは、我々の活動の報告、演奏会情報を紹介していきます。
 また、我々が楽団を立ち上げ、結成に至るまでのお話も連載していく予定です。


【団員募集】
 団員募集中です。
 外部の方も当団紹介ページをご確認の上、お気軽にメールフォームよりお問い合わせください。

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第2話 クランクイン

神奈川県横浜市の中でも最大面積を誇る区である戸塚区。
かつては暴れ川と呼ばれ、氾濫を繰り返した柏尾川が区を二等分するように流れ、それに寄り添うように東海道が通り、交通の要所ともなっている。
戸塚駅の周りはベッドタウンとして栄えているように見えるが、駅から少し離れると深い緑の広がる一角がある。ここは舞岡公園と呼ばれる自然公園だ。
この舞岡公園は戸塚駅から徒歩30分、高低差にして50m高い位置にある。そして、その公園に飲み込まれるようにして佇む大学がある。
明治学院大学という私立大学だ。ここが、我々の母校。

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| 当楽団紹介(連載小説) | 06:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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楽団結成祝賀会 1回目。

4月15日 晴れ。

 一度は同じ何かを目指して、全力で一緒に走った人たち。
 今は違う道を歩んでいても、そんなひとたちとは、いつまでも一緒にいたいもの。

 『楽団なんて、おいそれと立ち上げられるものではない。この際だ。めでたさついでに、そんな人達を集めてパーッとやってしまおうではないかッ!』そんな企画のもと、楽団の祝賀会そっちのけで全方位万遍なく声をかけてみました。

DSC_5163.jpg

 私が明治学院大学クラシックギター研究会と、その活動を通して出会った人たちです。
 大学1年生当時、音楽のおの字も知らなかった私に一から全てを教えてくれた先輩。私がなかば無理やりサークルに入会させた後輩。私と団長が徹底的に音楽的教育を施した後輩。どうしようもない事情で、サークルを途中でやめてしまった人たちもいます。たった1ヶ月、演奏会の司会をするためだけに活動をともにしたアナウンス研究会の人。我々のサークルに入るか、アナウンス研究会に入るかで迷った末、アナウンス研究会に入って、今なお頑張って活動をしている人もいます。会場になった囲碁将棋カフェ『樹林』の店長であり、この集合写真を撮影してくれたのは、団長が学生時代に組んでいたバンドのボーカルです。スタッフはそのバンドのギタリスト。私はそのバンドのカメラマンでした。

 今はまだ歯牙無い楽団でも、人と人を繋げる事ができるのなら、きっと存在する価値があるはず。私はそう考えています。
 あちらこちらで、『はじめまして』から始まった会合でしたが、ここで会ったのも何かのご縁。これがまた新しい繋がりを生んでくれたら、それはもう爽快です。

 ちなみに、我々の楽団はまだまだ団員を募集しています。専属の司会者がいれば格好がついていいな。とも思っています。楽団の活動以外にも、オモシロオカシイことを企画していきます。酒呑んで騒ぐより、もっともっと楽しいことがあることを、知っている人も少なくないでしょう。
 あなたはこれから、誰とどんなことをしながら生きてみたいですか?
 
 我々の楽団に関わる全ての人々に幸あれかし。

| 活動記録 | 00:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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楽団崩壊の危機を乗り越えた今。

 4月14日(土)
 雨です。昼間はだいぶ過ごしやすくなったと思っていたら、また寒くなってしまいました。
 こんな日に家に一人でいると、なんだかしんみりしませんか。もしかすると、それはあなただけかもしれません。
 不安にさせてごめんなさい。私は、今日も元気です。

 さて、楽団が活動を開始し、明日で1週間になります。日々、膝から崩れ落ちそうになるようなトラブルに追い回され、振り返ってみれば、この1週間が1年ほどの事にも感じられます。
 毎日が楽団の存亡をかけた戦いです。団長は私と顔を合わせる度に頭を抱えこう言います。「大変なことになった」と。私も、そろそろ慣れてきて、「そうか、それは大変だな」と内容も聞かずにすんなり相槌を打てるようになりました。勿論、私もできることは手伝っています。素晴らしき友情。フォロワーシップ。尻の拭い合い。
 ブログ開設早々クライマックスなタイトルの記事ですが、我々はなかなか打たれ強いので、関係者はご安心を。沈みそうで沈まない豪華客船に乗ったつもりで優雅な一時をお送り下さい。
 団長も私も表立っては顔に出しませんが、このブログでは少しだけ悲痛な叫びが漏れ聞こえてしまうかも知れません。外部の方は何卒ご理解の程宜しくお願い致します。

 当楽団紹介(連載小説)も、近いうちに更新します。楽しみにしている方が本当にいるのか不安ですが、負けません。
 
 この記事のタイトルとは相容れない内容ですが、明日は当楽団の結成祝賀会が開催されます。
 楽団員からの参加が少ないため、きっとまた開催します。めでたいことは何度やってもいいでしょう。

 広報 山口

| 雑記 | 22:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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活動開始。~今日という日に~

 世界には数えきれないほどの楽団があり、そこでは多くの人間が流動的に活動している。
 だが、それらの人間の中でも、その組織の発足に立ち会える者は、一体どれだけいるだろうか。

 私は、生まれて初めて、ひとつの楽団を創り上げるところから携わり、その活動を開始するところに立ち会うことができた。きっと、これから先の人生において、このような体験は二度と無いだろう。
 
 これから更新を始める、この『活動記録』は、当楽団に入団を考えている方や、外部の方が読んだ時に、我々のことがよく分かるように更新をしていこうと考えている。同時に、これは楽団が活動を開始してからの貴重な運営記録でもある。その成功も失敗もすべてを記していく。
 もしも、この記事を読んだ後輩達、他団体の運営の一助となれば、これ以上の喜びはない。我々の犠牲の上に立って、是非、あなた達の成功をその手に掴んで欲しい。
 さあ、それでは始めよう。


 我々の活動拠点は、『寺』だ。
 東京の新宿。その一角にある寺のホールを借りて、そこでこれから練習をすることになったのだ。当楽団の会費の安さの秘密はここにある。
 これにはいろいろと経緯があるのだが、話せば長くなるので、また違う機会にお話しよう。

DSC_5059.jpg

2012年4月8日(日)晴れ
 本日の参加者は9名。
 明治学院大学OBOGだけでなく、現役大学生、明治学院高校OBOGからの参加もあり、年齢も20歳から29歳と幅を持つものとなった。今日初めて顔を合わせた団員も多い。最終的には、他大学関係者の参加もあれば、現役生の他大学との交流の架け橋になれるのではないかと考えている。
 初日には、団員同士の顔合わせや楽団方針の話し合い、演奏を構成する4パート(クラシックギターの合奏では、メインメロディや伴奏、コントラバスギターと呼ばれる大きめのギターなどに別れて演奏を行う)への団員割り振りなどに一日を使おう。という話もあったのだが、団長の『ギター弾いてなんぼだ。当然、初日から練習を開始する。団員は当日ギター持参』という前のめりな意志により、練習が強行された。

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| 活動記録 | 06:09 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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第1話 ため息の理由。

2011年12月5日
 ガシャコンッガシャコンッ
 ギアの切り替えに合わせてスロットルを開き、ゆっくりとスピードを上げる。
 国道246号線の上りは、月曜の深夜ということもあって空いている。新二子橋に差し掛かると、多摩川の向こうに煌々と揺らめく東京が見えてきた。
 本格的な寒さはまだとは言え、もう12月だ。どんなに着込んでも原付で走れば寒い。悲しいことに、目的地まではまだ40km以上ある。
-こんな時間に呼び出しやがって。
 山口は悪態をつきながら、先程届いた道明からのメールを思い出していた。

 Re.Re.今日。
 暇だったら俺の家のほうまで来てくれ。23:00過ぎで構わん。たいした話じゃないが、相談がある。

 道明は大学時代のクラシックギターサークルの同期だった。卒業してから1年近くが経つが、普段は連絡をとりあうことも殆ど無い。時折、「今度の俺のライブの写真を撮ってくれ」「宣伝のポスターを作ってくれ」などという一方的な要求メールが届くくらいのもので、一緒に遊びにいくようなことは一度もなかった。その同期がわざわざこんな夜遅くに自分を呼び出している。いい予感はしないが、気にならないと言えば嘘になる。
 山口はスピードを緩めずにカーブを曲がった。反対車線の車のライトが、尾を引いて視界の隅に消えていく。

-この野郎、ひとによっかかってないでしゃんと座りやがれ。
 道明は電車の中で声に出さず悪態をつきながら、寄りかかってくるサラリーマンを押し返した。
 出社時間が遅いのはいいが、こうも毎日帰りが遅いのもいかがなものか。お陰で計画が進まない。だがこんな生活ともあと一月でおさらばだ。来月には辞表を出し、短いリーマン生活とも別れを告げる。
 道明は電車から降りると、改札を抜けた。バスロータリーの向こうで見覚えのある男が手を振っている。二人は挨拶もそこそこに駅前のマクドナルドに入った。

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| 当楽団紹介(連載小説) | 15:30 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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